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2011 皆生トライアスロン参戦記 ラン編

145キロをなんとかこぎきって、やっと最後の種目というところまでこぎつけた。
2度目の完走が近づく。
余談だが、行列メンバーが多数出場する佐渡Aのバイクは190キロ。皆生よりも45キロも多い。
平均時速30キロでこいだとしても1時間半も余分にこがなければならない。
考えただけでもブルーやね。

熱中症対策でボトル3本も積んだけど、サドルの後ろに積んだ1本はほとんど手をつけていない。
ムダというか、バカというか・・・
わざわざ500グラムのオモリを載せて走っているようなもの。
熱中症対策そして、こぎきるために必要なものなんだけれど、来年は3本もいらん。
軽ければ軽いほど良い。

バイク時の補給が足りなかったのか、走り始めは少し吐き気がした。
でも、去年ほどひどくはない。

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カラダの感触からして、最初のエイドステーションでカラダを冷却すれば多分大丈夫!
でも、1個目のエイドステーションが遠い。5キロぐらいあるんとちゃう?
エイドステーションに行くまでに悲しいぐらい抜かれた。

予想したとおり、水分補給して、カラダに氷水をぶっかけてもらったら少し復活。
スピードは出せないけど、吐き気は確実に治まりつつある。
エイドステーションを通過するごとにカラダが復活していくのがわかる。

徐々にカラダも動いてきてスピードも出せるようになってきた。
序盤でぬいていった連中を一人ずつ一人ずつ抜き返す。

だんだん調子をあげていき、かなり順位も上げたはず。
17キロぐらいまでは信じられないぐらい調子がよかったし、抜いていった連中もほとんど抜き返した。
調子がよかったのはここまでで、だんだんと足が動かなくなってくる。
折り返しのエイドステーションが遠く感じる。
折り返しに近づくにつれて、観客が増えてくる。
やっぱり、大勢の観客の前でだらしなく走るわけにもいかず、否応なくシャキッと走ってしまう。

折り返し地点に預けていたスペシャルドリンクはテレビで見た熱中症対策ドリンクの経口補水液OS-1。
多分2010年と同じような状況でもがき苦しんでいるんやろうなぁと想定してのチョイス。
しかし、このスペシャルドリンクも時既に遅し。
もう受け付けん!

結局、一口二口飲んで、残りは頭からぶっかけた。
復路は吐き気と暑さと痛み出した右足首と戦いながらということになった。

2年目の皆生はもっとひどい吐き気と戦いながら走っていたので、今年はまだ楽。
せっかく抜き返した人達にも追いつかれ、抜いていかれる。

体力的にもかなり厳しいところまできているし、右足が痛むし、とにかく暑いので、もう心が折れそう。

めっちゃ歩きたい。完走はまず間違いない。
どんだけ遅いねん、っていうスピードで走っているわけだが、ここで歩いたら昨年と一緒。
自分に負けてるだけ。たとえ完走してもうれしさは半減だし、達成感も半減。

エイドステーションまであと500メートル。この看板を頼りに、なんとか歩かずにエイドステーションまでたどり着く。

エイドステーションごとに氷水をぶっかけてもらい、カラダを冷却して次のエイドステーション目指して走り出す。

もう、人に抜かれるとか何時間でゴールとかそんなことはどうでもいい。
自分に負けずに42キロを走破したい。敵は楽をしようとする自分のみ。と言っても、歩く気は一切ないけれども・・・。

36キロ地点のエイドステーションに到着。
ここは忘れもしない、皆生初挑戦の年にゲリラ豪雨のため、大会中止が告げられたエイドである。
テレビ局の報道カメラがおったし、女の子もわんわん泣いてたなぁ。
僕も、呆然とするだけだった。

あぁこんな感じのエイドやったんかぁ、としばらく2年前を振り返ってからあとにした。

あと6キロ。

もう心が折れることは絶対にない。
右足が悲鳴をあげようが走りきってやる。
ゲロだけ吐かないように気をつけて・・・

スピードが落ちることもないので、ゴール予想時刻を計算し始めた。
このままいけば12時間以内に、明るいうちにゴールできる。

最後の体力と気力を振り絞って、一歩一歩ゴールを目指す。
米子の市街地に入り、ゴールが近づく。
陸橋を渡ればゴールの東山競技場は近い。

あと500メートルと声をかけてもらう。

長かった一日もあと4分以内に終わる。
競技場のトラックに入り、歓声のシャワーを浴びる。とても心地よい。
あと100メートルぐらいのところで嫁と子供たちが満面の笑みでかけよってきてくれた。

手をつないでみんなでゴール、のはずがムスコが一人猛ダッシュ。
前のランナーを抜いてしまいそうな勢いで走りぬけるムスコを呼び止めた。
ムスコは一旦は立ち止まったものの、手はつながずに、誰よりも先にゴール。
続いて、僕たちもゴール。

長くて、暑くて、熱くて、苦しくて、楽しい一日が終わりました。

文句は言うものの応援に来てくれた家族に感謝、全てのボランティアの方々と大会関係者に感謝、全てに感謝です。

また来年も灼熱の皆生に挑みます!


ラン 42.195キロ  5時間18分20秒

トータル 11時間50分20秒  総合264位


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まさやんのトライアスロン」カテゴリの記事

コメント

やっぱり今年も感動しました。
お疲れさま!

投稿: gpk | 2011年7月23日 (土) 14時33分

gpkさん、コメントありがとう。

長文朗読ありがとう。
来年も頑張ります。応援よろしく。

投稿: まさやん | 2011年7月23日 (土) 16時28分

感動のドラマをありがとう。エイドステーションって走る目標なんだね。

投稿: boscho | 2011年7月25日 (月) 01時52分

boschoさん、コメントありがとうございます。

感動だなんて・・・
でも嬉しいです。

僕も感動しました。地元ボランティアの方々に。
エイドステーションに大勢いらっしゃった地元の小学生、中学生、高校生をはじめとするボランティアスタッフの方々・・・。あの方達のおかげで多くの選手が完走できるのだと思います。エイドステーションが僕達のオアシスです。

投稿: まさやん | 2011年7月25日 (月) 16時41分

お疲れ様でした~!!
お写真たちに釘付け(笑)
ちょっとまさやんさん、引き締まり過ぎちゃいますの~~~???
反則です!!!
maaaさんと一緒に走ってあげてください。
笑顔が素敵♪
まさやんさんって・・・・
かっこいいやん!!って気づきました(ばく)

投稿: あきっち | 2011年7月26日 (火) 07時46分

あきっちさん、コメントありがとう。

最後の画像なんて、ほんまに別人ですよね。
僕も「オレってこんなにかっこよかった?」って思いました(ばく)

でも、それだけ過酷やったんやなぁと改めて思うわけであります。

maaaさん、ぜひぜひ!あきっちさんも!一緒にジョギングしましょう。

今は普通のおっさんに戻ってます。

投稿: まさやん | 2011年7月26日 (火) 10時44分

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